Firefox 52 アドオン互換性情報
[これは Mozilla Add-ons Blog の記事 Add-on Compatibility for Firefox 52 の翻訳です]
Mozilla のアドオンチームでは 2017 年の計画 を公表しています。まだ見ていない方は目を通してみてください。以下で取り上げる変更点の大半は従来の API を使ったアドオンに関するものですが、今後は WebExtensions が前へ進むべき道となります。
Firefox 52 が 3 月 7 日 [日本時間同日深夜] リリース となります。Firefox 52 の変更点でアドオンの互換性に影響を及ぼす可能性のあるものを以下にまとめました。Firefox 52 for Developers により詳しい情報が載っていますので、こちらも併せてご覧ください。
一般
- NPAPI プラグイン対応が削除されました (Flash を除く)。 詳しくは このブログ記事 を参照してください。
- デスクトップからショートカットを複数ドラッグ&ドロップした際にひとつしか開かない問題が修正されました。これにより複数のリンクをブラウザのコンテンツエリアへドラッグ&ドロップすることが可能となり、
browserDragAndDrop.dropがbrowserDragAndDrop.dropLinksに置き換えられるといったいくつかの変更が行われています。 FileコンストラクターのChromeFilePropertyBag版がウェブコンテンツに露呈されている問題が修正されました。これにより、Fileコンストラクターが静的メソッドのCreateFromFileNameとCreateFromNsIFileに置き換えられました。- ドラッグドロップ時に
DataTransfer.typesの型が間違っている問題が修正されました。dataTransfer.types.containsの代わりにdataTransfer.types.includesを使ってください。互換性を保つため エイリアスが追加されました が、これは一時的な措置となります。 - Youtube Subtiltle Downloader 使用時のクラッシュが修正されました。この変更により、拡大プリンシパルを使用しているアドオンからの CORS リクエストが動作しなくなります。
CanvasRenderingContext2D.mozDash/mozDashOffsetが廃止されました。- ウェブコンテンツから Battery API へのアクセスが廃止されました。
XPCOM とモジュール
toolkit/obsoleteディレクトリが削除されました。これには、nsUserSettings.js内のnsPreferences、strres.js内の文字列バンドル関数など、古いアドオンで使われているユーティリティーオブジェクトがいくつか含まれます。nsISupportsArray、nsICollection、nsIEnumeratorが廃止予定となりました。これらのインターフェイス、特にnsISupportsArrayは、多くのコンポーネントアドオンで使われています。これらは以下のようにnsIArrayによる置き換えが進んでいます。- 使用されていない
ImageDocument::ImageResizingEnabledが削除されました。
テーマ
この一覧に載っていない変更点や間違いを見つけたらコメント欄でお知らせください。もしあなたのアドオンが Firefox 52 で動かなくなった場合は、筆者の方でも調査したいと思います。
AMO に登録されているアドオンの 自動互換性テストと対応バージョンの更新 は数週間以内に行われますので、AMO に Firefox 51 対応のアドオンを登録している方は後日メールをチェックしてみてください。
鈴木一真
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Kohei Yoshino
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鈴木一真
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