難しい決定(原題:The difficult task of deciding.) – Summit 2013

原文はこちら https://blog.mozilla.org/community/2013/05/24/the-difficult-task-of-deciding/

(投稿者 mdouglass, 投稿日 2013年5月24日)

今日、私たちは880人を超える素晴らしいボランティアを  2013 Mozilla Summit に招待しました。 これらの人々は、私たちの雇われたスタッフと共に世界中の国々から参加し、(ここで敢えて1つか2つの国名だけを挙げる必要はないと思います)とても重要な、意味のあることを(そして、たくさんの楽しいことも)することになります。

880人をどう選んだのかという点について、この時点で共有しておくことが重要だと考えます。次の記述は、Mozilla Repsに昨日送信された内容です。

“ご存知のとおり、Mozilla Summit 2013 の招待状が発送されました。Mozilla の貢献者の大きなイベントとして、 招待者を決めるプロセスは大きな挑戦です。なぜなら、私たちのコミュニティは成長し、進化し続けているから。優先されるべきは、*常に* 可能な限り公平な選択をすること、誰も選択の対象から外さないことです。

現実にはあらゆる大規模なイベント、活動においてそうであるように)、ごくわずかの名前が小さな隙間をすり抜けてしまうものです。これを最小限にするための努力を私たちはしています。

最終的な招待者がどのように決まるのかが気になるみなさんのため、簡単に説明します:

サミットへの招待者を選ぶための最初のステップは、サミットへの参加に関心があるボランティアの Mozillian に対して mozillians.org のプロファイルページで summit2013 グループに参加するよう依頼することでした。Mozillian がこれを行うために数週間の期限を設定し、いくつかのチャネルを通じて複数回のリマインダーを送りました。

次のステップは  Mozilla における *それぞれの* 機能エリアから一人ずつのコミュニティビルダー(または世話人)とすべての Mozilla Reps 評議員に対して、“summit2013″に参加したすべてのメンバーのリストをレビューし、名前ごとに一票を投じるよう依頼することでした。その規準は単純です:過去6ヶ月以内にプロジェクトに対して意味のある貢献をし、サミットに参加するべきだと感じるMozillianであること。結局のところ、45人のレビュアーが1000近くの名前について検討することになりました。できるだけ効果的、かつ効率的であるために、ReMo の webdev チームはとてもシンプルなツールを作成し投票プロセスを可能な限り容易に、しかし同時に綿密なものとなるようにしました。

そのツールによりレビュアーは対象の mozillians.org でのプロファイルにざっと目を通し、4つの選択肢  “だめ”、“スキップ”、“多分”、“絶対”から投票することが可能となりました。

3週間、45人すべてのレビュアーはリストをレピューし投票を行う機会がありました。投票が締め切られた時、それぞれの名前には最終得票点が与えられ、それによってサミットに招待される規準に達したかどうかが決められることになりました。規準は次の通り:

  • 1つ以上の ‘多分” があり “だめ” が1以下である場合、そのMozillian は招待される
  • 2つ以上の ‘だめ’ がある場合、その Mozillian は招待されない
  • “スキップ” しか得られなかった場合、その Mozillian は招待されない

この規準に照らした結果、最初の990の名前が載ったリストから、827 の名前を載せたリストが作成されました。

上で触れたとおり、いくつかの名前が招待リストから洩れた可能性が高く、Mozilla Reps メンターが二度目のレビューを行って、見落としを確認しました。いくつかの追加招待が、本日送信されました。

このレビュープロセスは不完全ではあるものの、前回のものと比べると大きな改善です。私たちは、さらにフィードバックを集めて改良を続けるつもりです。

ここで共有できることは多々ありますが、プロセスの透明性が重要だと考えます。現時点で、リスト作成は一段落し私たちは前に進みます。

それが、サミットを実現するためになさねばならないことだから。

1 件のコメント

  1. hamasaki :

    今回の応募者の参加可否がどのように決められたのかは気になるところで、訳してみました。
    参加を検討される方たちの参考になれば幸いです。
    本文の中にあるように次回以降の選考プロセスは今回と異なる可能性もあります。