Firefox 33.1 アドオン互換性情報

[これは Mozilla Add-ons Blog の記事 Firefox 33.1 compatibility の翻訳です]

昨日の Firefox 10 周年記念の一環として、Mozilla は Firefox の新しい特別版、バージョン 33.1 をリリースしました。これはサプライズとして企画されたものだったので、他の機能と同じようにリリースサイクルに乗らず、結果的に一部のアドオンが予期せず動かなくなるという問題が発生してしまいました。

新しい「忘れる」ボタン

ツールバーパレットに新しいボタンが追加されています。これは初期設定ではツールバー上にありませんが、カスタマイズモードに入ると見つけることができます。予期せぬボタンの追加は完全テーマを壊す可能性があり、今回の場合も例外ではありませんでした。解決策は、テーマを更新してこの新しいボタンに対応してください。

バイナリ XPCOM とバージョン番号

バイナリ XPCOM は古い技術で、近いうちにアドオンから廃止できればと考えています。JS ctypes やそれ以外の純粋な JavaScript 実装が代替策となります。アドオンにおける現行のバイナリ XPCOM 対応はよく言っても不格好であり、開発者は Firefox の新しいメジャーバージョンが出るたびにコンポーネントを再ビルドしなくてはなりません。

33.1 のリリース後、一部のアドオンが chrome.manifest ファイル内で次のような記述をしていることが分かりました。

interfaces components/component33.xpt appversion=33.0 appversion=33.0.1 appversion=33.0.2 appversion=33.0.3 ...

これは、Firefox のバージョンごとにどのコンポーネントを読み込む必要があるかという宣言で、こうすれば Firefox の様々なバージョン向けにビルドされたコンポーネントを同じアドオンパッケージに含めることが可能です。しかし 33.1 については考慮されていないため、このままではコンポーネントが読み込まれません。この場合の最も簡単な解決策は、33.1 をこのリストに追加するだけです (33.1 は通常の 33 ブランチとバイナリ互換です)。バイナリ XPCOM の廃止前にこれ以上のサプライズリリースはないはずですので、現時点でより確実な解決策が必要とは思いません。

ごめんなさい!

土壇場で開発者の皆さんに迷惑をかけたことは申し訳なく思いますが、おそらく修正は簡単で、アドオンの更新を即座に用意して、ほとんどのユーザに影響を与えないよう対応してもらうことは可能かと思います。アドオンを AMO に登録している場合は、あなたの互換性更新を優先的に審査しますので、amo-editors メーリングリストか直接私 [Jorge Villalobos] まで気軽にご連絡ください。