Vibration API の使い方 – WebAPI の一部
原文: Using the Vibration API – Part of WebAPI (on January 26, 2012 by Robert Nyman)
Mozillas WebAPI 活動の一部として、Vibration API をすべての端末でサポートするための作業をしています。
Vibration API は、ゲームやアプリなどで端末を振動させることにより、ユーザに通知できるようにすることを意図しています。この API は、ネイティブのバイブレータにアクセスし、振動させる時間の長さを伝えます。
コード例
これを行う方法はとても単純です。この例では、引数に振動させる長さを与え、ミリ秒単位で指定します:
navigator.mozVibrate(1000);
振動をコントロールする他の方法には、振動と静止を切り替えて振動パターンを指定する方法があります。リストの奇数位置 (1 番目と 3 番目) では振動時間、偶数位置 (2 番目と 4 番目)では静止時間を指定します:
navigator.mozVibrate([200, 100, 200, 100]);
振動を停止したいときは、mozVibrate
メソッドの引数に 0 または空のパターンを渡して呼び出すだけです:
navigator.mozVibrate(0);
navigator.mozVibrate([]);
試してみよう!
今すぐ試してみたい方は、Firefox 11 になる予定の Firefox Aurora で実験することができます。現在は、バイブレーションをサポートしている端末 (ほとんどの Android 版の Firefox) でのみ動作します。
注記: Android 端末でバイブレートのフィードバックをオンに設定した場合、バイブレーションがキャンセルされる可能性があります。
デモ
コードを理解するために必要な小さなデモを用意しました。このコードを試した感想を教えてください。
編集: 私たちは、実装の名前を一時的に Vibrator API にしていましたが、これは悪い印象を与えていたため、Vibration API に変更しました。この API の詳細は、W3C Vibration API draft にもあります。