Mozilla Roadmap から(抄訳):
「いまや Web には「ソーシャル」という性質が根付いています。しかし現在のブラウザは未だにソーシャルな生活には根付いていません。Firefox はこれから簡単に共有、そしてもっとソーシャルなブラウザ体験を可能にします。」
今年の始めから Firefox をもっとソーシャルなウェブにするために、Share という機能を開発しています。はじめは SNS にリンクを入れ込める単純なものでした。しかし、開発を進めるにつれ、もっと工夫を加えられることがわかりました。数年前に開発した オープン検索 API のような、オープンなソーシャル API の可能性を見出しました。
3月にウェブブラウザと SNS の技術的な共感点に関する私たちの根本的な考えを話しました。そのプロジェクトは順調に進み、これからはこのアイディアの Firefox ユーザー側の反応を捉えようとしています。
今週初めて私たちが開発しているものを Firefox 開発の初期リポジトリである mozilla-central に載せられます。私たちはこの機能のユーザー体験を一歩ずつ広げていきます。まず、Web で発見したものを簡単に推薦できる方法を提供します。次に、サービスからのお知らせをサポートする機能を加えます。それが落ち着いたら、包括的なニュースフィードやチャットを提供します。
私たちはこれから数回の Firefox 更新でソーシャルな体験をいかにして進化させ、向上させるか、Mozilla Community からたくさんのフィードバックが必要です。その他にも SNS を運営している人々から API について詳しくお聞きしたいことがあります。まだ開発をはじめて間もないですが、オープンなソーシャル API がこれからのインターネット体験にどのような可能性をもたらすのか、非常に楽しみです。あなたも楽しみであることを望んでおります。