Linux版Firefoxでのキーボードハンドリングのログの取り方

Gecko 13 (Firefox 13)以降では、Linux版Firefoxのキーボードのハンドリング部分がnsWindowから分離されました。この際に、通常のリリースビルドでは無効化されていますが、自分でビルドする場合や、tryserverを利用する際に、--enable-loggingを指定しておくと、詳細なログを記録することができるようになりました。

ログの取り方は簡単で、Firefoxを起動する前に、export NSPR_LOG_MODULES=KeymapWrapperWidgets:1export NSPR_LOG_FILE=fx.logと環境変数を設定しておくことで、fx.logにログが記録されていきます。

ログは例によって膨大なので、bugzillaに添付する際には最低限の動作を行って終了し、そのファイルを添付してください。タイプした内容はログを見れば分かりますので、くれぐれもテスト目的以外では利用しないでください。