アドオンのパフォーマンステストに関するアップデート

[これは Mozilla Add-ons Blog の記事 Update on Add-on Performance Testing の抄訳です]

先日 Mozilla では アドオンのパフォーマンス向上に向けた取り組み を発表しましたが、アドオンのユーザと開発者から多くのフィードバックが寄せられました。素晴らしいコミュニティのおかげで、開発者の皆さんの中には、アドオンを修正して起動時間への影響を削減したり、テストの結果を詳しく調べたり、AMO のテストフレームワーク改善のため バグの登録という形で協力したり といった具体的な行動を起こしてくれる方も出てきました。AMO の自動テストは一部のアドオンに対応できていません。結果を見る ことができない場合は、ぜひ バグを登録 して知らせてください。

私たちの取り組みで最も人気が現れているものは、起動時間を遅くするアドオンの一覧ページ です。公開後、ページにいくつか変更を加え、掲載している結果の正確性を向上させるとともに、影響がわずかなアドオンをリストから削除しました。そして、テストを行ったアドオンすべてではなく、25% 以上影響を与えるものだけを載せるようにしました。また、これらのアドオンが「最も遅い」といった誤解を与える説明を修正しました。この不注意に関してはお詫びします。

当初、25% 以上起動時間を遅くするアドオンについての警告表示を今週から AMO で始める予定でしたが、コミュニティによって発見された重要な問題がすべて確認、修正されるまで、開始を見合わせます。ただし、現在この一覧に載っているアドオンはすべて、自動テストに加え、手作業によるテストと実環境でのデータから、Firefox の起動時間に大きな影響を与えることが確認されています。

先日の記事で書いたように、これは、アドオンのパフォーマンス向上と啓蒙活動の始まりに過ぎません。私たちは引き続きツールやドキュメントを改善して開発者を支援していきます。