FUEL の仕様変更予定 (Application.getExtensions)

Firefox の拡張機能を簡単に書けるようにするためのライブラリ FUEL には拡張機能の情報を取得するメソッドが存在しますが、今度 Jetpack 対応なども含めて Extension Manager 周りが大きく書き直されるのに伴い、一点だけ仕様変更が予定されています。

拡張機能の情報を得る処理はこれまで同期処理となっていましたが、Firefox 高速化のためなどに様々な処理が非同期化されているのと同じく、Extension Manager 周りのコードが非同期処理に変更されます。この影響により、FUEL のメソッド 1 つだけが変更されることになります。

例えば以下のように Application.extensions.get() メソッドを用いたコードは変更が必要になります:

alert(Application.extensions.get("my-addon@foo.com").version);

このようなコードであれば次のように Application.getExtensions() メソッドに callback 関数を渡す形に書き換えることになります:

Application.getExtensions(function(extensions) {
  alert(extensions.get("my-addon@foo.com").version);
});

詳しくは Dave さんのブログを参照してください:

http://www.oxymoronical.com/blog/2010/03/How-were-breaking-some-extensions-in-the-near-future