ターゲットリファレンス

主なターゲットの一覧と用途の簡単な説明をします。

このページの情報が古い場合、ant -p コマンドで最新のターゲット一覧を確認してください。

fortrunk (forcentral) などと括弧付けで書かれているターゲット名は Alias であり、どちらを実行しても結果は同じです。

apply-filters

フィルタの定義に従い src ファイルの @@name@@ トークンを置換し、l10n ディレクトリに出力します

auto

以降のターゲットではファイル削除などの確認をしないようにする

build

src ファイルにフィルタを適用して l10n ファイルを生成、それを元に xpi パッケージを生成します

charcheck

l10n ファイル中の使用禁止文字列のエラーチェックを行います
${nocharcheck} プロパティを設定するとスキップされます

check

l10n ファイルの各種エラーチェック (errorcheck) と en-US ファイルとの比較 (compare) を行います

clean

temp ディレクトリの一時ファイルを削除します

clone-all

各ブランチの comm, mozilla, mobile, l10n すべての hg リポジトリを clone します

clone-comm

hg.mozilla.org から comm hg リポジトリを clone します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります

clone-locale

hg.mozilla.org から l10n hg リポジトリを clone します
${targetbranch} で指定したブランチの ${locale} で指定したロケールが対象になります

clone-mobile

hg.mozilla.org から mobile-browser hg リポジトリを clone します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります
Firefox 5.0 以降は mobile のレポジトリは mozilla レポジトリに取り込まれたので不要です

clone-mozilla

hg.mozilla.org から mozilla hg リポジトリを clone します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります

clone-src

google code から mozja レポジトリを clone します。
${targetbranch} プロパティで指定したブランチに hg up もされます。

comm-to-l10n

comm リポジトリの clone から英語の言語リソースファイルを抜き出して l10n/${targetbranch}/en-US にコピーします

commoncheck

syntax/placeholder/plural エラーチェックを行います

commoncheck-eachapp

commoncheck をアプリケーション毎に分けて行います

compare

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルと l10n/${targetbranch}/${locale} ファイルのエンティティ過不足を確認します

compare-eachapp

compare をアプリケーション毎に分けて行います

convert

src ファイルにフィルタの適用 (apply-filter) や書き換え (modify) をして l10n ファイルを生成します

diff

make patch file to send it as a feedback

diff-download-revisions

ftp サーバから ${diff.download.rev1} と ${diff.download.rev2} で指定した 2 つの英語言語リソース zip ファイルを取得し、その差分を出力します。

指定できるリビジョン番号はサーバにあるものだけになりますので、サーバにあるファイル名の en-US-rev[…].zip を確認して指定してください。hg コマンドが使える環境では、自由に changeset を指定できる diff-revisions ターゲットを使ってください。

diff-revisions

hg レポジトリから ${diff.mozilla.rev1}, ${diff.comm.rev1} と ${diff.mozilla.rev2}, ${diff.comm.rev2}  で指定した 2 つの changeset の英語リソースファイルを取得し、その差分を出力します。

hg.mozilla.org のリビジョン番号とローカルに clone 済みのリビジョン番号は異なる可能性があるため、原則として番号ではなく changeset id で指定してください。

download-en-US

ftp サーバから最新の英語リソースファイルをダウンロードして、l10n/${targetbranch}/en-US ディレクトリに展開します。

errorcheck

syntax/placeholder/plural/word/suspectedword/char エラーチェックを行います
特定アプリケーションのファイルだけを対象に行いたい場合は先に onlyfirefox などのターゲットを指定すること

escape

escape *.properties files and copy other files

for191 (for1.9.1)

以降のターゲットでは targetbranch=1.9.1 とする

for192 (for1.9.2)

以降のターゲットでは targetbranch=1.9.2 とする

for20 (for2.0)

以降のターゲットでは targetbranch=2.0 とする

foraurora

以降のターゲットでは targetbranch=aurora とする

fortbeta

以降のターゲットでは targetbranch=beta とする

fortrunk (forcentral)

以降のターゲットでは targetbranch=trunk とする

genconf

generate use/locale specific user config file

help

show usage help (古すぎます)

imedic

generate IME dictionary for filters (未実装)

includeall

以降のターゲットでは全てのファイルを対象とする

insertnew

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルと l10n/${targetbranch}/${locale} ファイルを比較し、前者に存在するが後者に存在しないファイルおよびエンティティをマージします

merge ターゲットと異なり、後者に存在するが前者に存在しない Obsolate なファイルおよびエンティティの削除は行いません

比較するファイルのディレクトリは ${merge.dir1} と ${merge.dir2} プロパティで指定できます

jar

src ファイルを元に xpi ファイルに含める jar ファイルを生成する

merge

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルと l10n/${targetbranch}/${locale} ファイルを比較し、前者に合わせて新しいファイルやエンティティを追加、古いものは削除します

比較するファイルのディレクトリは ${merge.dir1} と ${merge.dir2} プロパティで指定できます

merge-onlyaccesskey

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルと l10n/${targetbranch}/${locale} ファイルをのアクセスキー定義を比較し、前者に合わせて新しいアクセスキー定義を追加、古いものは削除します

merge-onlyfile

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルと l10n/${targetbranch}/${locale} ファイルを比較し、前者に合わせて新しいファイル追加、古いものは削除します

比較するファイルのディレクトリは ${merge.dir1} と ${merge.dir2} プロパティで指定できます

mobile-to-l10n

mobile-browser リポジトリの clone から英語の言語リソースファイルを抜き出して l10n/${targetbranch}/en-US にコピーします

modify

フィルタ適用後の l10n ファイルの書き換え処理を行う

mozilla-to-l10n

mozilla リポジトリの clone から英語の言語リソースファイルを抜き出して l10n/${targetbranch}/en-US にコピーします

newlocale

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルを l10n/${targetbranch}/${locale} にコピーします

nocompare

以降のターゲットでは言語リソース比較 (compare) を行わない

noerrorcheck

以降のターゲットではエラーチェックを行わない

onlycommon

以降のターゲットではアプリ共通の Toolkit ファイルだけを対象とする

onlyfennec (onlyfe)

以降のターゲットでは Fennec 用ファイルだけを対象とする

onlyfirefox (onlyfx)

以降のターゲットでは Firefox 用ファイルだけを対象とする

onlyseamonkey (onlysm)

以降のターゲットでは Seamonkey 用ファイルだけを対象とする

onlysunbird (onlysb)

以降のターゲットでは Sunbird 用ファイルだけを対象とする

onlythunderbird (onlytb)

以降のターゲットでは Thunderbird 用ファイルだけを対象とする

other-to-l10n

copy en-US locale files from other cvs/svn repository to l10n directory

pack

l10n ファイルを元に jar ファイルを生成し(jar)、dest/${targetbranch}/langpack ディレクトリに言語パックを作成 (xpi) します。

make xpi package from converted src files

patch

apply patch file to src locale files

patch-dry

test patch file without any actual changes

placeholdercheck

l10n ファイル中のプレースホルダ変数チェックを行います
${noplaceholdercheck} プロパティを設定するとスキップされます

pluralcheck

l10n ファイル中の Plural Form (複数形書式)チェックを行います
${nopluralcheck} プロパティを設定するとスキップされます

pre-commit-hg

hg status check before commit

pull-all

各ブランチの comm, mozilla, mobile, l10n すべての hg リポジトリから pull します

pull-comm

hg.mozilla.org の comm hg リポジトリから pull します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります

pull-locale

hg.mozilla.org の l10n hg リポジトリから pull します
${targetbranch} で指定したブランチの ${locale} で指定したロケールが対象になります

pull-mobile

hg.mozilla.org の mobile-browser hg リポジトリから pull します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります

pull-mozilla

hg.mozilla.org の mozilla hg リポジトリから pull します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります

pull-src

google code の mozja レポジトリから pull します
${targetbranch} プロパティで指定したブランチリのポジトリが対象になります

repo-to-l10n (get-en-US)

各 hg リポジトリの clone から英語の言語リソースファイルを抜き出して l10n/${targetbranch}/en-US にコピーします

resetaccesskey

l10n/${targetbranch}/en-US ファイルと l10n/${targetbranch}/${locale} ファイルをのアクセスキー定義を比較し、前者に合わせて後者のアクセスキーを書き換えます

比較するファイルのディレクトリは ${merge.dir1} と ${merge.dir2} プロパティで指定できます

setupl10n

基本的な設定を書き込んだ config/user.conf ファイルを生成し (genconf)、l10n/${targetbranch}/en-US ファイルの取得 (download-en-US)、hg.mozilla.org から l10n/${targetbranch}/ja および l10n/${targetbranch}/ja-JP-mac に l10n リポジトリを clone (clone-locale)、l10n svn から src/${targetbranch} にリポジトリを checkout します (checkout-src)。

setupnewl10n

generate config file and get en-US files for your new locale

syntaxcheck

l10n ファイルの構文チェックを行います
${nosyntaxcheck} プロパティを設定するとスキップされます

unescape

unescape *.properties files and copy other files

update

l10n svn から最新の src ファイルを取得し (update-src)、lot 環境の更新 (update-lot) も行います

update-src

l10n svn から最新の src ファイルを取得します。
${targetbranch} プロパティで指定したブランチのリポジトリが対象になります

wordcheck

l10n ファイル中の用語(使用禁止文字列)チェックを行います
${nowordcheck} プロパティを設定するとスキップされます

xpi

jar ファイルおよび src/langpack ディレクトリのファイルから xpi パッケージを生成します